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見て欲しい南アフリカ映画『ツォツィ』③ 

 もうすぐ関西でも『ツォツィ』終わりますよ。まだ観てない人は早く観てください!他の地域も始まってる所もありますし、これからの所は是非お楽しみに。

 この映画、南アフリカに行った事がない人が観たら「ええーマジでえ。南アフリカってメチャメチャ怖いやん。」みたいに感じると思います。映画のシーンは、信じられないかもしれませんが、

「そうです。その通りです。」

 残念ながらそう言わざるを得ません。映画に出てくるシーンは、決して昔ではなく、今の黒人居住区の日常の様子です。劇画ではなく事実です。まるでドキュメンタリーです。セットなしのそのまんま、ということがよく分かります。そんな大変な状況の中で暮らす人々。立場の違うそれぞれの登場人物の人間模様が描かれています。アパルトヘイト後の現代の南アフリカをそのまま描いた良く出来た映画です。苦悩の中で更正していく主人公と周りの脇役たち。笑える所もありますが、全体的にはシリアスです。でも最後のシーンはちょっとジーンと来ます。

「三宅さん、南アフリカって自然が豊かで綺麗な所って言ってたやん!」

という声に対しても「その通りです。」と答えます。事実、南アフリカは世界屈指の美しい自然に恵まれた国です。

 問題は、その美しい自然や快適な暮らしを享受できる人が一部であって、大半の人がこの映画のシーンような中で暮らしているということなのです。だから教育や安定した雇用が大切なのです。

ということで、南アフリカに興味がある方、南アフリカに行ってみたい方は絶対見て下さい!

関連記事①
関連記事②

■『ツォツィ』公式サイト:http://www.tsotsi-movie.com/index.shtml

ストーリー

劇場情報

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6月は南アフリカワインフェア@フー・ド・ヴァン(兵庫県芦屋市) 

 このサイトでも御馴染みのフー・ド・ヴァン(兵庫県芦屋市)さん。2階のワインバーでは毎日7-8種類のグラスワインが提供されているのですが、

なんと、なんと、

6月はグラスワイン、
全てを南アフリカワインに!


との事です。

思わず、マスターの伊藤さんに、「伊藤さん、嬉しいですけど、そんなん、ええんですか?」と私も聞き返してしまいました。

ということで、6月はフー・ド・ヴァンへGO!です。色々な南アフリカワインが飲めますよ。詳しくは、また後日お知らせします。

6月は南アフリカワインフェア
@フー・ド・ヴァン


フー・ド・ヴァン Fou de Vin 
■住所:兵庫県芦屋市大桝町7-13 セレーノ芦屋
■電話:1Fショップ:0797-21-4060  2Fワインバー:0797-25-5351
http://www.foudevin.jp
http://www.ashiya-people.com/shops/FoUDEViN/index.html
■ナンリちゃんのブログ
http://ameblo.jp/foudevin/

2007年2月南アフリカワイナリーツアー報告(8):ケープ半島観光 ② 

前回の続き。

2月18日

ケープ半島観光②

 ケープタウンの強風の為、テーブルマウンテン登頂を阻まれた私達。誠に残念ながら悔しさをグッとこらえて撤退することになった。しかし、テーブルマウンテンは明日月曜日午後のフリータイムに再度挑戦することにした。

 そして頭を切り替え、夕食のレストラン・モヨ(MOYO)に向かった。モヨはステレンボシュのワイナリー・スピア(Spiar)の中にある。観光チックなレストランではあるが、野外のテントでアフリカ料理が食べられて、毎日アフリカン音楽やダンスのライブが行なわれているので、観光客にとっては「簡単にアフリカ体験できるレストラン」として便利な存在である。このツアーでは、毎日ワイナリーばかり見学するので、このような所でほんの少しでも「アフリカらしい体験」をするのも一興かと思います。

モヨ MOYO
http://www.moyo.co.za/

 私達が案内されたのは、モヨ・レストランの庭の木の上に設置されているテーブル。まるでトムソーヤかハックルベリーのような気分で木製の階段を上り、地上2階くらいの高さのテーブルに着いた。木の上なので、葉っぱは生い茂り、リス達は枝を伝って挨拶しに来る。

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木の上にあるテーブルでお食事。

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暗くなってくるとこんな感じ。

 お料理は下まで降りて行ってブッフェ・スタイル。肉、野菜、果物など、「アフリカンなお料理」を好きなだけ取って食べれます。

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ブッフェ・スタイル

 「モヨに来たら、みんなアフリカ人に!」ということで、フェイス・ペインティングの人達が各テーブルを回ってきてくれます。このように、丁寧に皆さんの顔をアフリカンにしてくれます。私達も皆でペインティングしてもらいました。これ、結構楽しいですよ。

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フェイス・ペインティング

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出来上がり!

 また、各テーブルにはこのようにゴスペルのようにアカペラで歌ってくれる人達も来てくれます。とにかく「アフリカに来たんだから存分に楽しんで下さい!」という雰囲気で一杯だ。皆さん仕事を仕事としてではなく、自分の心から「楽しんで下さい。」というホスピタリティに溢れている。このサイトでもよく書いているが、日本のレストランは美味しいお店は沢山あるのに、どこのお店も接客するスタッフが「お客さんが嬉しくなるようなホスピタリティ」をもっと自然に表現してくれれば、外食はもっと楽しくなると思います。

 ホスピタリティはとても大事なサービスですね。南アフリカの人、全員とは言いませんが、「南アフリカに行って良かった。」と言って多くの日本の人達が喜ばれるのは、このホスピタリティも1つの要因かと思います。

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テーブルを回りながらアカペラで歌ってくれます。

 その他、アフリカンドラムやダンスなど次々とパフォーマンスは続きます。時間(とき)が経つのを忘れてアフリカの夜を楽しめます。

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次回に続く。

南アフリカの風景(スケッチ)by Tokunaga


アフリカン・フェスタ2007@日比谷公園(東京都千代田区) 

アフリカと出会える2日間

アフリカン・フェスタ2007 African Festa


毎年東京の日比谷公園で行なわれているアフリカのお祭りです。アフリカ大陸の様々な国が参加し、とても賑やかなイベントです。音楽、ダンス、アート、ワークショップにフード&ドリンク。アフリカの色々楽しい事が体験出来ます。アフリカ好きな人はもちろん、アフリカを知りたい人もGO,GO,GO!です。

南アフリカ大使館のブースでは、南アフリカワインの販売も行なっております。

イベントの詳しい情報は下記サイトで。
http://www.africanfesta.com/index.html

アフリカン・フェスタ2007
African Festa


■日時:2007年5月19日(土)12:00~17:00 ●5月20日(日)10:00~17:00
■場所:日比谷公園
■入場料:無料
■主催:外務省
■問い合わせ:アフリカン・フェスタ2007運営事務局
Tel. 03-3468-5562 Fax. 03-5790-0308

6月10日は南アフリカワイン・フェスティバル(兵庫県芦屋市) 

夏も近づいてきておりますが、来月6月10日(日)に

南アフリカワインフェスティバル

を行います。

当日は、約30種類の南アフリカワインが試飲できます。また、日頃飲めないような高級ワインも1杯たったの300円で試飲できます!

さらに、さらに、

午後からは、このサイトでも随分紹介してきた、

南アフリカが産んだ天才マリンバ奏者、ジョゼフ・ンコシ氏のマリンバ&ジャンベのライブ

が行われます。ワインを飲んで、素晴らしい演奏に浸れて、参加費はたったの500円!(未成年者、試飲をしない方は無料)。こんな嬉しい機会を見逃さないで下さい!是非、一緒に至福の時間を過ごしましょう。

また、お子さんがいらっしゃる方!家族連れの方、是非お子さんを一緒に連れて来てください。音楽は生演奏が一番です。身体の細胞に染み入るような木の優しい音を、アフリカの大地の鼓動のリズムをライブで体感することが出来ます。お子さんにとって最高の情操教育になりますので、絶対来て下さい!

南アフリカワイン・フェスティバル

■日時:平成19年6月10日(日)11:00-16:00
■場所:芦屋市商工会館2階
芦屋市公光町4番28号 電話 0797-23-2071
地図

■イベント内容:
◎約30種類のワイン:フリーテイスティング
◎高級ワイン:有料試飲(1杯300円)
◎ジョセフ・ンコシの演奏(南アフリカを代表するマリンバ奏者)
第一部:13:00-13:40 第二部:14:30-15:10
(時間が変更される場合がございます)

ジョゼフ・ンコシの紹介サイト
http://www10.plala.or.jp/nkosi/

■入場料:500円(ただし、未成年者、試飲をしない方は無料)

■主催:芦屋・東灘小売酒販組合芦屋分会

■問い合わせ:フー・ド・ヴァン 
電話 1Fショップ:0797-21-4060 2Fワインバー:0797-25-5351
http://www.foudevin.jp
http://www.ashiya-people.com/shops/FoUDEViN/index.html

■注意:試飲されます方は、お車でのご来場はご遠慮下さい。

■ナンリちゃんのブログでもイベントの紹介があります。
http://ameblo.jp/foudevin/entry-10032995979.html



クール便の季節です。 

 大阪も日中は随分暑くなってきました。私ももう半袖シャツです。早すぎ!と良く言われますが、暑がりなもんで私は毎年5月から夏服体制で働いております。

 さて、ワインもクール便の季節が来ました。ご希望の方は1ケース(12本)で別途税別150円かかります。御注文時に「クール便」と明記をお願いします。

 これからは暑くなってきますので、ワインは良く冷えたスパークリングや爽やかな白が美味しくなる季節ですね。暑い夏も楽しんで乗り切りましょう。

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クローヌ・ボレアリス・ブリュット2001(次回のヴィンテージ。今年夏頃出荷予定)


株式会社名畑(大阪市北区) 

 大阪を中心に、近畿一円に得意先を持っている業務用大手の会社です。最近は南アフリカワインの販売にも力を入れて頂いております。ソムリエの本藤さん、佐々木さんらが加わり、益々ワイン販売の強化を図っておられます。飲食店の方には強い味方の会社です。

株式会社名畑 
大阪府大阪市北区豊崎3-20-20
TEL:06-6372-0951(代)
FAX:06-6372-5786
URL:http://www.nabata.com/index.html

2010年までの準備の仕方 

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2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会公式エンブレム(出典:サッカーWカップNews Flash

 毎日バタバタとしておりますが、時間はあっという間に過ぎていきますね。

 最近、南アフリカ関連の問い合わせや、南アフリカワインに力を入れるお店などが増えてきていますので、今日は2010年FIFAサッカーワールドカップまでの準備スケジュールの目安を書いておきましょう。本大会まであと3年です。2010年を想定している人は下記を参考にしてください。

 しかし、一方で仮に南アフリカで開催されなくても、また、日本が出場できなくても、南アフリカワインは市場の中で順調に認知されながら伸びていますので心配ないと思っています。

■印:一般的な世界(世の中)の動き
◎印:自店の準備

2007年

■南アフリカの報道が増える。

◎(例):「南アフリカのことなら当店で!」または、「南アフリカワインなら○○ショップまで!」という市場の中でのイメージ作りの準備が必要な時期です。その為には、
・品揃えを増やしたり、
・沢山の情報を発信したり、
・イベントをしたり、
・インターネットサイトを作成したり
しながら、何処よりもいち早く「南アフリカ(ワイン)と言えば=自店」のイメージを付けていく必要がある時期です。

2008年

■世界各地区の予選大会始まる。ワールドカップ南アフリカ大会へのムードが高まり始める。

「南アフリカ=自店」のアピールを強くしていく時期で、ここで一機に市場のイメージ(南アフリカ=自店)を確立できれば間違いなしです。多少経費がかかっても必要なら広告も出すなど、2008ー2009年は出来るだけ積極的に宣伝・広告に力を入れる時期です。

2009年

■世界各地区の出場国が決定。日本出場祈る!
(日本の出場が決まれば様々なイベントの準備が始まる。たぶん三宅は2010年の企画の提案・打ち合わせ・準備などで、最も忙しい年になりそう。)

◎2008年から引き続き「南アフリカ=自店」のイメージ作りの宣伝をしながら、様々なイベント企画の準備を開始。

2010年

■世界各地でワールドカップのプレ・イベントが始まり、大会本番までの盛り上げ準備開始。

(たぶん三宅は様々なイベントに参加することになり、あちこちに出かけることになりそう。)

■4・5月:大会直前情報などの報道が増え、盛り上がりは最高潮に。お店や飲食店でもワインなど南アフリカ関連商品の問い合わせや販売が増える。
■6月:本大会開催。予選リーグ始まる。
■7月:本大会決勝トーナメント。

◎これまでの準備が上手く行ってたら、2010年の前半戦は最も儲かる時期です。

2016年

ケープタウンでオリンピック?

以上、ご参考にしてください。

と言うことは、もう今年だって大事な準備時期に来てるということですよ!2010年を意識している人は、さあ、準備開始です!

■関連記事:2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会に向けて

京町堀 hygge(ヒュッゲ):大阪市西区 

 今年2月にオープンしてから3ヶ月が過ぎました。今ではすっかりウツボ公園周辺の人気スポットになっているようです。ランチは周辺のビジネスマンやOLでいっぱいです。

 こちらでは、開放的なオシャレな空間で、温かい美味しいフレンチ系家庭料理が味わえます。ビジネスの合い間でチョット一息、そんなホッとできるお店です。
 
 また、ワインは全て南アフリカ!南アフリカワインファンにはたまらない色々なワインが体験できますよ。

以下、ヒュッゲさんのサイトより抜粋

+++++++

■「幸せな暮らしの場」を食と空間を通じて体験できるレストラン

「hygge:ヒュッゲ」とは、ほっとした状態、心地のいい、楽しい、アットホームで幸せな気分を表すデンマークの言葉です。

hyggeでは1Fのショップで売られている家具や照明、食器を実際使っていただき、お客様がゲストを自宅に招く様なアットホームな空間でありたいと考えております。その様な空間での料理は、各テーブルごとにお客様がスタッフとコミュニケーションを取りながら、シェフがつくるフレンチをベースにした家庭料理でメニューを構成していきます。

私達は“食”を通して「hyggeな暮らし」をお客様に体感していただける様な場でありたいと思っております。

京町堀cuisine:hygge(ヒュッゲ)
■住所:大阪市西区京町堀1-12-8
■電話:06-6441-3477
■URL:http://www.hikosen-style.co.jp/hygge.html

好調南アフリカワイン 

 先日、東京港区のカフェ・ダイニング「ヌースフィア」さんの「南アフリカワインフェア」が終了しました。フェア中は約20種類の南アフリカワインを提供してくれました。期間も始めは2月19日から3月末までの予定だったのが、大好評ということで4月末まで延長という結果になりました。お店の方も「お客さんにもスゴク喜んで頂いて沢山のワインが出ました!」と、おっしゃってくれました。

 特に好評だったのは、
・アマニ・メルロ
・クローヌ・ボレアリス・ブリュット(スパークリング)
だったそうです。

 本当にありがとうございました。

 ところで、この「アマニ・メルロ」。大変好評で、注文がない日がないくらい毎日良く出ています。とてもいいワインなので今後も注目したいです。ラベルもカワイイのでそれも好評です。
 クローヌ・ボレアリス・ブリュットも順調に数字を伸ばしているという状況です。どちらのワインも昨年の後半に投入した新しいアイテムですが、すっかり定着しました。

 昨年くらいから南アフリカワイン専門の飲食店が出来たり、ワインショップでも南アフリカワインに力を入れるお店が増えたりと、御陰様で南アフリカワインもようやく市民権を得られるようになってきました。
 ある得意先のお店では「南アフリカワインあります」と、お店の窓に貼ってあるそうですが、それを見て入ってくるお客さんがいるようで、その張り紙は外せないそうです。他のお店でも「南アフリカワインばっかり売れるねん。」と。上述の「ヌースフィア」さんでも「南アフリカワインは、すっかり人気商品になりました」とおっしゃってくれています。

「南アフリカワインがお客さんを呼ぶ」

 そんな時代になってきたようです。本当にありがとうございます。皆さんの御陰でここまで来れたように思います。これからもお客さんに喜んでもらえるワインを探し続けていきたいと思います。

 この夏には、また新しい南アフリカワインが続々と入る予定です。

 今、色々企画中(だから大変忙しい!)です。私自身が楽しみで「早く夏が来て欲しい!」と待ち遠しいくらいですので、皆さん乞う御期待!


ドルニエワイン会無事終了 

 先週末、ドルニエワイン会が無事終了しました。今回も沢山の方におこし頂きましてありがとうございました。また、主催してくれましたお店の方、そして、スイスから東京、関西へと、遠い所まで来て頂いた多美さん、本当にありがとうございました。

 今回開催したお店は下記の2店です。両方ともお料理が美味しくて、雰囲気のあるお店で、ワイン好きな人達が集まるお店です。行ったことのない人は、是非訪ねてみてはと思います。

①@オルヴィエート

②@フー・ド・ヴァン

ナンリちゃんのブログにもドルニエワイン会の様子が掲載されています。
http://ameblo.jp/foudevin/entry-10032097306.html

 また次回どこかで開催したいと思います。「ドルニエワイン会を主催したい!」という方、また、他にも「南アフリカワイン会をしたい!」という方がいらっしゃいましたら、私や多美さんが駆けつけますので御連絡ください。ワインのこと、南アフリカのこと、皆さんと楽しいおしゃべりが出来ればと思います。宜しくお願いします。




見て欲しい南アフリカ映画『ツォツィ』② 

 先週末から関西も『ツォツィ』が始まりました。時間というのは、いつの間にか過ぎるものですから、皆さん是非お早めに見に行ってください。「リアルな南アフリカ」を見れる貴重な機会です。他の地域の方は、公開はもう少し後ですからお楽しみに。

 配給会社の日活さんから映画のチラシももらいました。ご希望の方には送りますので、御連絡ください。また、チラシをお客さんに配ったり、お店に置いてもいいよ!、という方もいらっしゃれば是非御連絡ください。

 日本国際ボランティアセンターの南アフリカ現地代表、津山直子さんの映画のコメントを下記に載せておきます。津山さんは南アフリカ滞在も長く、現地の発展の為に日々活動されています。

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映画「ツォツィ」の地元からの感想 

2007年4月10日

南アフリカ現地代表: 津山直子

 近年、アパルトヘイト時代の南アフリカのことや、アフリカの内戦などを取り上げた映画が増えている。それはうれしいことなのだが、欧米の監督作品で、主役級の登場人物は欧米の有名俳優が演じている映画が多く、アフリカの現地で映画を観る人たちには、登場人物の設定や言語など不自然な部分も多い。その点、「ツォツィ」は、南アの俳優や監督が、南アで撮った作品で、南アの現実をそのまま映し出しており、地元の人たちの間でも評判が高い作品だった。その後、アカデミー賞外国映画賞を受賞し、世界のスクリーンで上映されることになった快挙は、「南ア映画」が世界の舞台に立ったという点でも、地元の人たちの誇りになっている。

 「ツォツィ」は、現地の言葉で、犯罪に手を染めている「ならずもの」のことだ。ツォツィ仲間の中でも「ツォツィ」と呼ばれる青年が主役で、貧困、犯罪、虐待など、南アが直面している問題を題材にしながら、その中に生きる人々の人間性を繊細に映し出し、それが心に沁みる作品だと思う。登場する人たちのちょっとした言葉の中に、哲学的な深さを感じるのは、私がソウェト(アパルトヘイト時代に作られた黒人居住区)や農村で出会う人たちの言葉や人間性の深さに通じるものがある。

 ツォツィが住む家やそのコミュニティは、撮影セットではなく、実際に人々が生活している場所で、ジョハネスバーグ市の南西に位置するソウェトのドラミニ地区が舞台になっている。映画でツォツィの家として使われたのは、一人の青年が自分で建てた自慢の家で、撮影後はまた彼の家に戻っている。

 私がドラミニ地区を始めて訪れたのは、まだアパルトヘイトが続く1990年だったが、1994年に民主化が実現し13年たった今でも、そこに住む人々の生活や町並みはほとんど変わっていない。映画の中でツォツィが盗みに入る家のように、旧白人居住区には黒人エリートも住むようになり、街の様子が変わってきたのとは対照的である。

 「ツォツィ」は、その音楽も魅力的だが、テーマ曲を歌うのは、南アの人気歌手の「ZOLA(ゾラ)」である。ゾラはソウェトのゾラ地区の出身で、この映画では悪仲間の一人として、ツォツィが盗んだ車を買い取り、それを解体し、部品を売る男の役柄である。実は彼は本当に「ツォツィ」だった過去があり、車の盗難などに手を染めていたのだ。でも、その後生き方をあらため、歌手や俳優として成功した現在は、南アの若者たちのロールモデル的な存在である。ゾラが若者の悩みを聞き、その夢を一緒にかなえようとするテレビ番組「ZOLA7」は、南アきっての人気番組である。社会貢献にも熱心で、JVCが支援してきたテボホ障害児ホームの子どもたちやボランティアは、毎年ゾラが行うクリスマス・パーティーやピクニックに招待されていて、みんなとても楽しみにしている。

 現実の南ア社会は、貧富の格差がますます広がり、犯罪も強盗殺人などより凶悪な犯罪が増えている。犯罪を減らすために、政府は2010年のサッカーのワールドカップ開催までに警察官6万人を増強する計画を打ち出したが、警察力を強化するだけでは問題は解決しないであろう。「犯罪」を生み出す社会的背景に目を向け、若者が希望を持て、お金や物を持つことではなく、真摯に生きることが尊ばれる社会づくりをしていくことが大切だと思う。

http://www.ngo-jvc.net/jp/topix/20070410_tsotsi.html

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■『ツォツィ』公式サイト:http://www.tsotsi-movie.com/index.shtml

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