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南アフリカの歴史(4):白人が来る前の南アフリカ①  

south_africa_map.gif


前回の続き。


最初の先住民

紀元前数千年前:

 現代の南アフリカを含む南部アフリカ地域にはサン人(狩猟採集民)が住んでいた。彼らは薄い褐色の肌の小柄な人々で、舌打ち音(クリック)を含む言語を話した。生活は数十人の小集団を組み、植物の採集と小動物の狩猟をしながらの移動生活だった。
 
 サン人は、少ない労働時間でも十分な食糧を得る事ができた。例えば、1964年の調査では、ボツワナ(Botswana)のサン人の一集団は1週間に15時間程度の労働で、集団の構成員の必要カロリーを満たす食糧を調達できた。そして、余った時間を芸術活動にあてた。彼らの壁画は今でも南部アフリカ各地に残っている。豊かな自然の中で暮らす彼らの生活は、今よりももっと豊かだった。

(サン人の写真や壁画を見たい方はこちらのサイト→http://www.drakensberg-tourism.com/bushman-rock-art.htmlまたはhttp://www.southafrica.info/pls/cms/cm_show_gallery?p_gid=2306&p_site_id=38) 


2500年程前:

 コイコイ人(牧畜民)の生活様式が北方より伝わる。家畜(羊や牛)という私有財産を持つコイコイ人の間ではより多く持つ者と持たない者の間で貧富の差が生まれた。コミュニティは1000-2000人規模の集団で首長国も誕生した。彼らは牧畜のおかげでサン人より確実に食糧を調達できたが、牧畜生活の方が狩猟採集生活より多くの労働を必要とした為、コイコイ人はサン人ほど芸術活動に力を注がなかった。

 サン人とコイコイ人は容姿が似ていた為、両者を合わせてコイサン人と総称される。昔、「ブッシュマン」という映画があり、ニカウさんという主人公がいたが、そのニカウさん達が今日ではコイサン人と呼ばれる(「ブッシュマン」という呼び名は「非文明的で発展段階が低い」ということを連想するので、今ではあまり使用しない)。

 ヨーロッパ人がやってきたのは、今から約500年前のケープタウン(Cape Town)の辺り。当時はそこにコイコイ人が住んでいた。

20060627092352.jpg
出展:South Africa Alive with Possibility

次回に続く。

参考資料:

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
■「南アフリカ」-虹の国への歩み(岩波新書) 峯 陽一 著

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