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子供達の悲しい夢と現実 

 先日、あるテレビ番組で、南アフリカのエイズ問題解決の為に現地で活動する女性とその親御さんのことが取り上げられていた。
 
 私は風呂から上がって来た時にたまたま放映されたいたので始めから見たわけではないが、その番組を見た人によると、現地を訪ねたお父さんがある黒人の少年に「大きくなったら何になりたい?」と聞くと、「白人になりたい。」と返ってきたそうだ。

 とても悲しい答えだ。しかし、南アフリカに住んでいた私には、この少年の返事の意味が良く分かる。彼にとったら、「白人になれば良い暮らしができる、幸せになれる。」と思うのだ。

 私が南アフリカに住んでいた頃(1996-1999年)、ある小学生の黒人の女の子が一生懸命に爪で自分の腕をこすっていた。何をしてるの?と聞くと、「爪でこすると、ほら、肌が白くなるでしょ!」彼女も白人になりたかったのだ。

 生きていく上で、ましてこのような子供達が自分の国籍や民族に誇りを持てないほど悲しいことはない。南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)は、単なる差別や貧困を生み出しただけでなく、黒人達の精神的な自信まで無くしてしまったことに、深刻な問題がある。

 また別の番組だが、以前内戦中のアフガニスタンを取材した番組があったが、ここでも少年達に欲しい物を聞いたら「銃と教科書」が一番多かった。

 大人達が作った悲しい現実の中で生きていかなくてはならない子供達。発展途上国の貧困の原因や起源は、もともとは先進国のかつての植民地政策にある。彼らだけの問題ではない。

 南アフリカワイン事業を通して、同国のワイン産業の発展と雇用の創出、それによる生活水準の向上と教育の普及などに、ほんの少しでも役に立てればと願っている。


南アフリカの子供達
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出展:ともにSouth Africa Alive with Possibility

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