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クローヌ・ボレアリス・ブリュット2000 

クローヌ・ボレアリス・ブリュット2000
Krone Borealis Brut


20060906111140.jpg
写真は1998年ヴィンテージ

「愛する奥さんに贈る酸化防止剤無添加のワイン」

 ケープタウンから北東へ向かうとタルバッハ地区(詳しくは地図参照)がある。トウェー・ヤンガ・ゲゼレン・エステイト(TJ)はこの地区にあり、家族経営としてはこの地区で最も古く、南アフリカ全体でも2番目に古いという伝統的家族(クローヌ/Krone家が経営)だ。何だか難しい名前だが、「二人の若い独身男達」という意味で二人の若者によって始まった。
 
 TJは、南アフリカワイン業界でも沢山の革新的手法でパイオニア的な存在だ。1950年代に低温発酵を導入、1985年にはナイトハーベスト(夜間収穫)を導入、1991年に酸化防止剤無添加のスパークリングをリリース、1995年にはフランス・シャンパーニュのマム(Mumm)社と提携。他にも地下セラーでスパークリングワインを生産など、今では他社も導入しているが、南アフリカでは全て初めての試みだった。現在は雇用創出のためと、できるだけ機械を使わず、手作りにこだわっている。

 「クローヌ・ボレアリス」という名前は、ギリシャ神話に出てくるワインの神バッカスとクレタ王の娘アリアドネの話を採用している。バッカスはアリアドネを好きになり妻にします。彼は彼女に妻の証として7つの宝石を散りばめた冠を贈ります。その後アリアドネが亡くなった後、バッカスは妻に贈った冠を天空に投げ、これが夜空に輝く冠座(かんむりざ:Corona Borealis)になったという話。Krone(クローヌ家の苗字)はCorona(冠)を意味し、それでスパークリングワインの名前を「クローヌ・ボレアリス/Krone Borealis」とした。ワインのラベルには星や冠が描かれている。このワインもワイン醸造家の夫であるニッキーから妻マリーへの「愛の贈り物」となっている。

 妻マリーは、シャンパーニュワインに憧れていたが酸化防止剤アレルギーを持っていた。夫ニッキーは1980年代に実験を重ね、1991年ついに酸化防止剤無添加のスパークリングワイン、クローヌ・ボレアリス1987、つまり奥さんのマリーが喜ぶワインを完成させた。このワインは、まさに「愛する奥さんに贈るワイン」であり、ニッキーの「愛の証」であった。ニッキーはその後も、このワインで次々と輝かしい賞を受賞した。

ワイナリーの詳しい情報はこちらをクリック。


■生産者:トウェー・ヤンガ・ゲゼレン・エステイト Twee Jonge Gezellen Estate
■生産地域:タルバッハ
■品種:シャルドネ50% 、ピノノワール50%
■ブドウ栽培地:タルバッハ地区
■ケース荷姿:750mlx6本
■タイプ:白・辛口・スパークリング
■アルコール度:12-13%
■FSO2:6mg/L
■TSO2:56mg/L
■84,000本
■製造:涼しい夜間と早朝に手摘みする(*1)。フリーラン・ジュース(*2:1トンあたりで約500リットル)のみを使用。酸化防止剤を一切使用せず(*3)、ステンレスタンクで低温発酵。その後マロラクティック発酵(MLF)。瓶詰め後、地下セラーで瓶内2次発酵(約3ヶ月)。そのまま2-3年、またはそれ以上熟成。手動による動瓶(ルミュアージュ)。
■味:ビスケットや桃のような香りを持ち、上品でクリーミーな口あたり。フィニッシュは爽やか。持続性のある綺麗で柔らかな泡。
■セールスアピール:酸化防止剤無添加なので健康志向な方にオススメ。愛する奥さんに贈るワイン。手作りのスパークリングワインで多数の受賞暦。革新的なワイン生産のパイオニア。労働者の雇用確保に努力しているワイナリー。マム社(フランス・シャンパーニュ地区)と提携などなど。
■評価・授賞:ジョン・プラッター・ワインガイド(南アフリカ)で4星。1995年、2004年の南アフリカ・ダイナーズクラブ最優秀ワイン醸造家に選ばれる。2000年、2001年にエアー・フランス・クラシック・トロフィ大会のスパークリング部門(シャンパーニュ製法)で金賞。「憎らしいほど極めてオリジナルのシャンパーニュに近い」と評される。
■税別参考小売価格:2800円

 このワイン、是非奥さんの誕生日やクリスマス、ご夫婦の結婚記念日に御主人から奥さんへ贈って欲しいワインです。

(*1):涼しい時間に収穫することにより、ブドウの風味のロスやバクテリアによるダメージを防ぐ。

(*2):ワインの製造方法の1つ。英語でfree run juice。圧搾(プレス)することなく、自然に流れ落ちる果汁またはワイン。圧搾されたワインよりフルーティになったり、タンニン(渋み)が減ったりする。

(*3):酸化防止剤は使用されていませんが、ワインの発酵過程の途中で、自然にわずかな量の二酸化硫黄(イオウ)または亜硫酸ガスが発生しますので、実際はわずかに含まれています。

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