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2008年2月南アフリカワイナリーツアー報告(6):ブラハム② 

前回の続き。

ブラハム樽熟ピノ


 ワインの試飲会が終わったら、樽の貯蔵庫に案内してもらった。ヒーシーさんは必ずと言っていいほど、お客さんにも樽の中のワインを飲ませる。私が彼女と初めて出会った1999年9月の時もこの写真と同じようにして、「これが私が初めて作ったシラーズ(1999年)よ。今熟成中だけど飲んでみて。」と言って飲ませてくれた。当時、まだワインの勉強を始めて間もない私はシラーズという品種が何となく好きになれなかった。しかし、彼女のシラーズは綺麗で、滑らかで、上品で、他の一般的なシラーズとは違う、私でも飲みやすいシラーズだった。その場で「これ、リリースの時に買いますので分けてください!」と言ったのが始まりだった。

 今回も樽の中のシュナンブランやピノタージュを試飲させてもらった。彼女の樽の使い方は新樽率は基本的に20%以下。容量は300Lの樽を使用している。彼女は「あまり樽の風味が付きすぎない、エレガントで飲みやすいワイン」を目指している。

 発酵に関して質問がありました。
Q:発酵は天然か、人口酵母を使用しているのか?
A:天然発酵を理想とはしているが、安定させるのが難しいので人口酵母も使用している。
とのこと。

ブラハム集合写真2


ブラハムブッシュヴァイン3


 その後は畑を見学。ヒーシーさんのワイン作りのスタイルは「なるべく人の手を加えたくない」ということ。彼女曰く、「ブッシュヴァインのように自然に放っておけば、自然に収量も減るし、1本1本のブドウの樹にどのくらいの房が出来るか?は、きっとその樹自身が一番知っていて、それぞれに違うし、そこで出来た房の数こそが、その樹の最大限の力を発揮したということだと思っています。」とのこと。
 彼女はなるべく自然の力(1本1本のブドウの樹の生命力)を信じている。それぞれのブドウの力は違うが、その最大限を引き出す。彼女のワインを飲んでいていつも感じるのが「ワイン自身から沸いてくるようなエネルギー」だ。それは決してパワフルということではなく、「自然のエネルギーのようなもの」。「いつも元気にさせてくれるリポビタンDのようなワイン」と私は呼んでいる。

 この謎はやはりこのブッシュヴァインから由来するのか?日本でも有名になった永田農法とか、なるべく水をやらずに、その野菜の生命力を引き出す農法がある。それによって野菜の糖度が上ったりしてとても甘いトマトが出来る。南アフリカワインの中でも、このブッシュヴァインというのはとても興味深い。

ブラハムヒーシー畑2


 下の写真は搾ったブドウのカス。これを乾燥させてまた土に戻して、栄養分にする。これはブラハムだけに限らずどこのワイナリーでも同じようなことが行なわれている。

ブラハムブドウかす


 最後にヒーシーさんの愛車のBMW(下の写真)。なんとお金を出してナンバープレートを「BRAHMS(ブラハム)」にしてもらったとのこと。今回はドレスも着ているのでモデルさんみたいです。

ブラハムBMW2


次に続く。

■参加者の方のブログ紹介(こちらにもツアーの様子が紹介されています)

◎「虹の国~南アフリカ~」に乾杯
http://www.minato-ya.net/blog/

◎酒屋三代目「ひでやん」の裏日記 
http://blog.envelo.co.jp/

PS:ツアー中のお気に入り写真を募集します。良い作品がありましたらメールで送ってください。写真のタイトルや説明もあったら一緒に送ってくれると嬉しいです。お名前は本名でもペンネームでもOKです。採用された写真はブログにて掲載します。

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