FC2ブログ

「7つの椅子のワイン」/ブーケンハーツクルーフ社 

「7つの椅子のワイン」―ブーケンハーツクルーフ社―
Boekenhoutskloof

 南アフリカを代表する「ワールドクラス」ワイン生産者。1776年設立。フランシュック地区で最も古いワイナリーの一つで、かつ最も評価の高いワイナリー。ワイナリーの名前の由来は、「ブーケンハーツ」(アフリカーンス語(現地の言葉)で「土着のブナの木」を意味する)から来ている。同ワイナリーのトップワイン・レンジのラベルには、この木で作られたケープ・オランダ様式の椅子の絵が描かれている(当時はブナの木で様々な家具が作られた)。

BHKsyrah label

↑ブーケンハーツクルーフの「7つの椅子」のラベル

 ワイナリーは、フランシュック地区の山々に囲まれた谷にあり、25haのブドウ畑を所有(シラーが中心)。畑の斜面はほとんどが東を向いており、日照時間が限られている為、ブドウの生育が非常に遅く、長い期間を経て熟成される理想的な環境。

 若くて才能豊かなワイン醸造家・マーク・ケント氏が造るワインは、ローヌスタイルを目指して作っており、力強さと果実味豊かなニューワールド的なニュアンスと、エレガントな旧世界的な両方のニュアンスを持ち合わせている。ブドウは自社畑より購入ブドウの方が多い。ケント氏は、「エリアより最良のブドウの獲得を優先している。ただし、剪定方法、灌漑水量、収穫のタイミングまで、全てにおいて畑に注文をつける。」(ヴィノテーク2004年3月号より)。彼が口にする言葉は「ワインの品質は、ボトルの半分以降に分かる」だ。

マーク・ケント氏↓
マーク・ケント氏


 同社は、また、「ワインショー(品評会)」に一切出品しない「ノー・ショー・ワイン」として知られている。そのような品評会に出品する必要性を感じなかったり、生産量の全てが世界中に割当販売されているからだ(同誌)。ワイナリーの自信の表れでもある。

 「シラー1997」は、南アフリカで一番有名なワインガイドである「ジョン・プラッター」(南アフリカのワイン雑誌で最も権威がある。ワイナリーの全てのアイテムを5段階で評価している)で5星(満点)、パーカーで93点を獲得した。以来、世界中のワイン雑誌で高い評価を得ており、現状の南アフリカのワイナリーでは最高峰のワインを産出するメーカーの一つに数えられている。また、このトップレンジのカベルネ・ソーヴィニョンも上記「ジョン・プラッター」誌で5星を獲得した。このワインは、世界中に毎年のヴィンテージを集めるワインコレクターがいるほどの人気ワインだ。
 ブーケンハーツクルーフ社のトップレンジは、毎年ほとんど5星を獲得している。そして、年々人気が上がっており、世界中でも益々手に入らないワインになっている。日本でも毎年数百本しか入らず、常に予約で完売してしまう。

 同社のセカンドのポークパインリッジ・シリーズ(ハリネズミのラベル)は、セカンドながらコストパフォーマンスに優れ、こちらも大人気だ。シラー2003はワインスペクテーター誌で「ベスト・バリュー」にも選ばれた(詳しい情報は→http://miyakesouthafrica.blog18.fc2.com/blog-date-20051005.html)。
ポークパインリッジ・シラー2004ラベル


ブーケンハーツクルーフ社のワイン

<トップレンジ>
* ブーケンハーツクルーフ・シラー/Boekenhoutskloof Syrah
(フラグシップ)
* ブーケンハーツクルーフ・カベルネ/Boekenhoutskloof Cabernet Sauvignon
* ブーケンハーツクルーフ・セミヨン/Boekenhoutskloof Semillion

<セカンド>
* ポークパインリッジ・シラー/Porcupine Ridge Syrah
* ポークパインリッジ・カベルネ/Porcupine Ridge Cabernet Sauvignon
* ポークパインリッジ・ソーヴィニョンブラン/Porcupine Ridge Sauvignon Blanc

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://miyakesouthafrica.blog18.fc2.com/tb.php/69-78611bbe